折り込み広告が映す『手放す時代』

2025年11月25日(火)


こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

新聞をとってはいますが、ここ数年は
すっかり目を通すことが少なくなりました。

いってみれば惰性で購読?という感じです。

それでも最近はブログを書いていることで
以前よりも少しは目を通すことも出てきました。

昨日の朝、新聞受けから取り出して、何気なく
折り込み広告を見て驚きました。

3連休の三日目ということもあってか、
折込広告は9枚と少なめ。

それはともかくとして。

ただ、そのうちの5枚が
「お宝買取」「出張買取」「宅配買取」系!

ブランド品、貴金属、切手、着物、骨董品…。
とにかく「家にある不要なものを買い取ります」
というチラシばかり。

昔の折り込み広告といえば、スーパーの特売、
家電量販店のセール、不動産、学習塾、車…。
「これから何かを買う」「新しく始める」ための
チラシが中心だったように思います。

それが今は、
「手放す」「整理する」「現金化する」。
真逆の方向を向いています。

高齢化、終活、生前整理。
恥ずかしながら、折り込み広告の中身がここまで
変わっているとは思いませんでした。

買い取られる品々も、きっと思い出が
詰まっているんでしょうね。

親から受け継いだ着物、若い頃に集めた骨董品、
大切にしてきた貴金属。

でも自分ではもう使わない。子どもも欲しがらない。

捨てるのは忍びないけれど、誰かに使って
もらえるなら。少しでも現金になるなら。

そうした判断をする人が、これだけ増えていると
いうことなんでしょうか。

時代の流れとして、
「持たない」「減らす」「身軽になる」
という方向に、社会全体が動いています。

もちろん、それが悪いことじゃありません。
無理して持ち続けることが、必ずしも正解ではありません。

ただ、この流れの先に何があるのかは、
時々考えます。

「持たない」「減らす」「身軽になる」ことで、
確かに自由になれます。負担も減ります。

でも同時に、何かを手放しているのも確かです。

それは品物だけではなく、品物に込められた
記憶や、受け継がれてきた何かだったとしたら、
とても寂しい思いがします。

私たちは今、何を残し、
何を次の世代に渡していくのか。

今を生きる私たち一人ひとりの選択が、
将来の社会を形づくっていくのだと思います。

久しぶりに見た折り込み広告が、
そんなことまで考えさせてくれました。

では。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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