書き続けるということ
2025年10月17日(金)
こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
このところ、ほぼ毎日ブログを更新しています。
現場のこと、感じたこと、季節のこと──内容はその日によって違いますが、
「石屋としての自分の考えを残しておきたい」という思いは、ずっと変わりません。
実はこのブログ、10年近く前にも毎日書いていました。
その頃は短めで、つたない部分もありましたが、
根っこの部分、つまり「石屋としてどうあるべきか」を見つめるという位置づけは、不思議と今も変わっていません。
忙しい日もありますし、夜になってようやく机に向かうこともあります。
けれども書いているうちに、現場で見た風景や、お客様とのやり取りの中に、
“仕事の本質”のようなものが見えてくることがあります。
そんな気づきを、できるだけ記しておきたいと考えています。
このブログは、単なる情報発信のためだけではありません。
石を通して学んだことや、日々の仕事の中で感じたことを書き留める場でもあります。父から教えてもらったことや考え方、同様に先輩や仲間から教えてもらったこと、そして自分の経験からわかったことなど――その積み重ねを残すことで、歩みを確かめる時間にもなっています。
昨日の記事でも書きましたが、
お墓の「形」というものは出発点ではなく、祈りの理にかなうよう整えられた“結論”のようなものです。
文章も似ています。ひとつひとつの言葉を重ねていく中で、ようやく自分なりの形が見えてくる。
石を扱うように、丁寧に言葉を紡いでいく。
そんな気持ちで、これからも少しずつ書き続けていきます。
このブログは、私にとって出発点であり、そして帰着点でもあるのだと思います。
とはいえ、いつまで続くかは分かりません。
面倒になったらやめるかもしれないし、気が向いたらまた書くかもしれない。
それくらいの気持ちで、これからも止まるまで続けていこうと思います。
では。
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
お墓以外にも石鳥居や記念碑のお仕事も承っております
(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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