正直さを大切に 墓石工事契約等ガイドラインに登録しています

2025年10月3日(金)


こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

石材業界には「墓石工事契約等ガイドライン」という取り組みがあります。消費者の方に安心して石材店を選んでいただくために、日本石材産業協会が定めたものです。

「ガイドライン順守店」という看板

当店が登録している『墓石工事契約等ガイドライン』のステッカーです

当店は、その「墓石工事契約等ガイドライン」の順守事業者として登録しています。

これは、見積もりの提示方法、契約書の交付、使用石材の説明、施工報告など、24項目のルールを守りますという宣言のようなものです。

正直に言えば、この看板があるからといって「絶対安心」というわけでもありません。形だけ登録している業者もいるでしょうし、登録していなくても誠実な石材店はたくさんあります。

それでもうちは、この「ガイドライン」に登録することにしました。

策定側なのに未登録?

実は私は、このガイドラインの策定メンバーの一人でした。

ただ初期の段階では、現場の実情に合わない部分もあり、正直「うちの店では全部クリアできない」と感じました。そのため、策定に関わっていながら、あえて登録していませんでした。うそをついてまで登録したくなかったからです。

その後、内容が改訂され、ようやく全項目に「はい」と答えられるようになりました。

振り返ってみると、24項目の大部分は従来から当店がやってきた姿勢で既にクリアできていました。特別に何かを変えたというより、もともとやっていたことが、結果的にガイドラインの基準を自然に満たしていたことになります。

最終的に登録することに決めたのは、私は「石屋は正直であるべき仕事だ」と思っているからです。だからこそ、自分自身も正直でありたい。

形だけ整えるのではなく、全部に胸を張って「はい」と言える状態になってから登録したかったのです。

ガイドラインで求められること

ガイドラインを守るというのは、具体的には「見積もりや契約を必ず書面で残す」「使う石材の産地や特徴をきちんと説明する」「施工の前後にしっかり報告する」といったことです。

当たり前のことばかりに聞こえるかもしれません。でも、実際にはすべてをきちんとやっている石材店ばかりではないのが現実です。

私にとっては、これらは特別なことではなく、従来からやってきたことです。ただ、それを「ちゃんとやります」と改めて宣言する。それがこのガイドライン登録の意味だと思っています。

結局は「人」です

石産協に加盟していない業者でも、しっかりしたところはたくさんあります。逆に、看板だけ欲しくて加盟している業者や、形だけガイドラインに登録している業者がいないとも限りません。

ガイドラインは一つの目安にはなります。でも、石材店を選ぶときに一番大切なのは、実際に会って話をして「この人に任せて良いと思えるか」だと思います。

もしお墓のことでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。まずはお話を聞かせていただければと思います。

では。


※ガイドラインの詳細は、日本石材産業協会のホームページでご覧いただけます。
参考リンク:

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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