よいお墓づくりは健康管理から〜じん肺検診を受けてきました

2025年9月10日(水)


こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

今日は地元の川崎石材商工業組合のじん肺検診。従業員2名と一緒に行ってきました。石を扱う仕事をしている以上、どうしても粉じん作業と隣り合わせです。労働安全衛生法で義務付けられていたりもするんですよ。なので、定期的な健康診断は欠かせません。

思えば若い頃、父や先輩から「作業の時は必ずマスクをしろ」と繰り返し言われたものです。当時は正直、うるさいなと思うこともありましたし、「自分は大丈夫だろう」と軽く考えていた部分もありました。

しかし今となっては、検診結果を見るたびにいただいた忠告の重みを痛感したりしています。

石を彫り、刻み、据え付ける――石屋の仕事は見た目以上に体に負担がかかるものでもあります。だからこそ健康に気を配りながら、自分も従業員も元気でいられるようにしなければと思います。お客様からお任せいただいたお墓を長く見守り続けていくためには、私たち自身の体調管理も欠かせないのです。

お墓を一基建てるとき、そこにはとても多くの職人たちが関わっています。石を採掘する者、加工に携わる者、文字を刻む者、そしてそれを墓地で据付ける者。他にも目に見えない形でかかわっている人はたくさんいます。

そして皆、健康リスクを負いながら丁寧な仕事をしてくれています。それはすべての職人が、石に携わる者としての責任を全うし、手を合わせていただくに相応しいお墓として仕上げるためです。

私はそこに石屋の仕事としての重さを感じています。

話が少しそれた感じになりましたね。

何はともあれ、すべては身体の健康があってこそです。よいお仕事ができるよう、十分に注意して仕事と向き合っていきたいですね。

では。