2020年3月22日(日)


ご無沙汰しております!川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

さて、春のお彼岸ですね。皆さんお墓参りはお済みですか?

今年のお彼岸は良い天気が続くので、もしかしたらお出かけしちゃってお参りはまだなんていう方もいらっしゃいますかね。あるいは新型コロナウィルスの心配もあるので…とか。

だけどお彼岸はまだあと明日一日あります。できることなら皆さんの元気なお姿をご先祖様に見せに行ってあげてくださいね。

さて、石屋の仕事であるお墓の建立や修繕、あるいは解体などの作業現場は墓地。なのでお彼岸の期間って参拝の方に迷惑をかけてしまうのでご法度です。

そこで昨日は段取りしておいた定礎石の取付に行ってまいりました。お墓以外にも神社の鳥居や記念碑あるいはこうした仕事も行っていますよ。

こちらは既に出来上がっていたビルに取り付けてあった定礎石。

恐らくベルファーストという南アフリカ産の黒御影石。昔は墓石にも建築材としてもよく使われていた石です。

実はモルタルでビルの躯体に圧着してあったものが経年劣化で外れ、落ちてしまったということです。残念ながら落下時の衝撃でバラバラに割れてしまって再利用は全く無理な状態です。

そして下の写真はもともと定礎石が貼り付けてあった現場。レンガ調タイルに囲まれた部分ですね。

モルタル圧着の場合、周囲の目地で充分に囲んでやらないと裏のモルタルがはがれればすぐに落下してしまいます。今までの目地も少し浅めだったように感じました。

裏側一面の圧着に近い状態で今までよく持っていたなという感じですね。

今回は下地のモルタルが比較的しっかりしていたので、屋外用のエポキシ系接着剤を使って圧着する方法を採用してみました。この接着剤、屋外用ということで湿気に強く硬化後も弾性を失わない優れものです。お墓の工事でも時々使用するものです。

更に接着剤だけではちょっと不安なため、モルタル下地がまともな部分と定礎石背面にドリルで穴あけして、ステンレス製ダボピンをいれて石と躯体とを連結させています。

もし接着剤が悪くなっても簡単に脱落してしまうことはないでしょう。

そして今日。仮固定しておいたコンクリ製角柱を取り外し、目地用セメントを使って以前よりしっかり石を保持できるよう作業をして仕上げてきました。

出来上がりです。

今回の黒御影石の石種はインド産のクンナム。お墓の石塔にも使用している色あせの少ない定評ある高級黒御影石です。これを国内工場で作製して文字を刻みました。

しかも、大きく刻んだ文字は先代の定礎石に刻んであった文字と同じです。拓本にとって新しい定礎石にそのまま転用したので、雰囲気はそのままに立派に仕上がりましたね。

目の前がちょうど交差点にあたるところ。人目に付く場所なので石が新調されてとても引き締まって見えると思います。

先代定礎石は36年半この場所から目の前の交差点を眺めてきました。新設された定礎石はこれから何年交差点を眺めていってくれるのでしょうか。

落下などしないよう、意地でもしがみついていてほしいものです(笑)

このたびは定礎石をご注文いただききまして本当にありがとうございました。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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