お墓の雑草対策などのリフォーム工事。川崎市多摩区の墓地
2018年7月3日(水)
川崎登戸の川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤光宏です。
昨日、今日と多摩区内の墓地でお墓のリフォームを行ってきました。
施工前のお墓はこんな感じです。
周囲に緑が多いこともあり、お墓の外柵(囲い)の内側は雑草がかなりはびこっています。広めなお墓ゆえ、毎年夏場の清掃はかなり骨が折れることでしょうね。
今回はその部分を根本的に解決するため、外柵内のコンクリート打ちを行います。
真ん中の石塔本体も、わずかに右に向かって傾いているので、石塔本体の三段(黒っぽい石)を取り外して据え直しも行います。
石はかなりの重量があるため、現場用のクレーンを入れての作業。施工年が古いため、セメントで施工されているので吊り上げるのは容易です。
水あか清掃などを行ったのち、今度は弾性接着剤を使用して据え直していきます。各段で少しずつ水平を取り直して仕上げていきました。
セメント施工の今までと比べれば、丈夫さは数段アップしたことと思います。
雑草対策のほうは、コンクリートが入る分だけ、盛り土表面を削り取っていきます。
そしてコンクリの割れ防止のため、ワイヤーメッシュもしっかりと配ります。コンクリ打ちの面積が広めになる部分では必須ですよ。
新たに左右の石塔前にも花立石を取り付けてみました。今までは塩ビパイプを転用した土刺しの花立だったので、花筒清掃などメンテナンス性もよくなります。
最後にコンクリートを流して作業は完了。以後、草むしりの負担はほぼなくなると思います。
雑草対策もその手段は数種ありますが、今回のようなコンクリート打設は一番手っ取り早く、金額的にも敷石施工などより費用を抑えられます。
そうしたことから、既存のお墓の雑草対策としてはおすすめだと思います。化粧砂利を敷きこめば、見た目も今までのお墓とほとんど変わりません。
こちらの現場、明日コンクリの上に化粧砂利を敷きこんだら、すべて終了となります。
(※古い石塔があるお墓などでは、狭い隙間の土を掻き出せないと、そこからわずかに雑草が生えてくる可能性があります。)
7月4日(水)
本日仕上げてきましたので写真をアップしてみます!
外柵内の緑(雑草)がなくなったので、とてもすっきりした印象になりました。「見た目の印象も変わらない」と書きましたが、その意味もご理解いただけますかね?
化粧砂利の下はコンクリートなので、もう砂利が沈んでしまう心配もありません。
お墓の雑草対策。こんな作業をよく行っています。是非お問い合わせください。
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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