丘カロート外柵に石塔を据付けてきました。狛江市の寺院墓地
2018年4月23日(月)
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤光宏です。
先週後半、狛江市のお寺様にて和型のお石塔の据付を行ってきました。
石種はまたまた茨城産の白御影石、真壁小目石。今回はお施主様のご希望で墓誌も真壁小目を使用しています。
シンプルな標準型の石塔の加工地は、もちろん産地の工場。つまり国内加工の製品です。
国内加工の品は、加工精度が良く優れた製品である傾向が高いです。ただし、国内加工だから盲目的にすべて良いなんて決めつけるようなつもりはありません。
弊社で国産石材の国内加工をお勧めするのは、別の理由もあるのです。
その石を産出する地(あるいは近隣の地)で加工することで、その特性をよく知る職人が石を扱うことになります。また、石は天然の素材。もし良くない部分が混ざっていたとしても、交換だって比較的容易になります。
つまり加工技術云々ということばかりでなく、お墓の材料、素材として間違いのない石を使うことができるので、国産材では国内加工を、とよくお話しするわけです。
それにしてもこの真壁小目石、昔から本当に多くの建墓実績があります。大袈裟に言ってしまえば、この近辺のお墓のうち、建立年が古いものはかなりの確率でこの石製ではないでしょうかね?
今でも充分な量を産出しているので、例えば棹石(家名を彫りこむ石)のみ新しく変えることだって問題ありません。プロの目から見ても、長く市場に出回っている石はこうした部分が安心なんですよね。
使って安心な石を、少しでも丈夫で長持ちするように入念に施工してきました。
外柵は建てて数年経過しているため、もう少し綺麗にしてあげたい部分があります。そこは今週手のあいた時間に作業してしまおうと思います。
お施主様に喜んでいただけると嬉しいですね。
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