川崎市麻生区での外柵リフォーム工事。いい感じで仕上がってきました。あと一息!
2017年6月28日(水)
こんにちは!
川崎市多摩区の吉澤石材店、吉澤光宏です。
麻生区の寺院墓地の現場で、据付け作業にかかり始めています。ここのところは雨に見舞われることも少なく、現場作業に関してはだいぶ助かります。
ただ、太陽が出ると陽射しが厳しいので、モルタルの品質管理も考えながら作業しなくてはいけませんね。
必要な量のモルタルを作り、水を入れてよく練っていきます。水気の少ないバサバサのモルタルは据え付け用にはなりません。また、据付け前にはコンクリートも水をくれてよく湿らせます。
こちらは補強金具を取り付ける、アンカーボルト用の穴をあけている様子。親柱の裏側、完成すると見えなくなる部分に金具を取り付けます。
普段は工場で作業してくるところではありますが、今回は現場にて。
こちらのお墓は前方以外、ぐるっと取り囲まれています。隙間も小さいので、現場用のカニクレーンが使えるとはいえ、石を配置するのにも気を使います。
石同士がぶつかると、破損の可能性が高いです。据え付ける石ばかりでなく、何よりも隣のお墓を傷めないよう注意しなければなりません。
補強金具はこんな感じに取り付けます。材質はアンカーも金具もステンレス製です。接着剤に頼り切るのではなく、金具の力も借りて丈夫なお墓を目指します。
小さな石は、上階段や敷石を受ける石です。上に乗る石の重さをしっかりと受け止める、「縁の下の力持ち」的存在と思ってください。
周囲の石がすべて据わったあとは、盛り土の埋め戻し。といっても、今までのお墓に入っていた土を埋め「戻す」のではなく、排水性の良い川砂利を入れています。
所どころに顔を題している細長い石は、先ほど書いたように上に配置される石を受けとめます。
敷石が乗る部分は、割れ防止のためにワイヤーメッシュを入れて、コンクリートを打設します。受け石が入っているので、施工後に傾いてしまうことはまずないでしょう。
そして今日。
午前中は雨でしたが、砂利入れ(足りなかった分の)と、石塔の水垢落とし作業を行ってきました。これらの作業は、天候に関わらずに行える作業です。
石塔も取り外した状態ならば、キワの部分の汚れだってとても落としやすいです。
こちらのお墓工事も少しずつ進み、もう一息で完成というところまでこぎつけました。とてもいい感じに仕上がってきています。
明日の天候次第ですが、敷石・石塔関係の据付けや土系舗装材の施工などを行って来る予定です。
早く新しくなったお墓に、石塔が納まるところを見たいものです^^
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
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