川崎市 寺院墓地の墓石・外柵工事ために下準備をしました。

こんにちは。川崎市多摩区の町石屋、吉澤石材店です。

朝からしっかりと雨。こんな日は工場での作業にあてます。本日の作業は入荷していた外柵(中国加工品)の梱包を解き、検品と下拵えをしてみました。川崎市多摩区の寺院墓地に建立します。

部材をおおよその位置に置いて、アンカー用の穴あけ作業です。穴あけの位置を誤ると補強金具の取り付けが出来なくなるので間違いないようによく確認します。

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同時に各寸法を確認し、破損や難点がないかもあわせてチェック。今回の製品はなかなかよく出来ていました。一点だけ研磨の様子がおかしいところがあったので、この部材については仕入先に連絡して磨き直しの作業に出すことにしました。

大きい部材になると弊社にある機械での対応が難しくなります。その場合は取引先工場に入れて修正することになります。偶然にも近くを通る案件があったそうで、即日引き取りしてもらえました。

中国の加工でも工場ごとにその技量に差があります。同様に同じ工場でも作製する職人によっても差があります。また配送途中で運悪く荷崩れを起こし欠損してしまうことも、可能性としてあります。

時にそうした不具合があった場合でも、安心して手直しを任せることができる卸業者の存在は心強いです。

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いつものことながら、基礎コンクリートに接する部分には切削刃を入れ、面を荒らしてあります。荒らしが足りない部分は追加で加工をします。こうした外見からは見えない作業が丈夫なお墓づくりの秘訣です。

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足が乗る部分はサンドブラスト仕上げにして滑らないように仕上げてあります。今日のブラストはしっかりと吹いてあり、これなら安心ですね。寸法も大きな誤差がなく、全体として製品の状態は良いと思いました。

事前の検品と下ごしらえ作業をすることで、不具合箇所の発見ができて対策を講じる時間的余裕が持てます。また現場での作業を円滑に進めることができます。そうした意味で弊社ではこの作業を欠かすことができません。

仕込みも終わったので、あとは天候回復すればいつでも安心して据付工事に出かけることができます。

また、よろしくお願いします。


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