赤坂迎賓館の石、真壁石
川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。今日はGWということで会社もお休み、しかもご納骨の予定もなし。ということで思い切って迎賓館に出かけてみました。
内閣府のHPで見ると正式名称は『迎賓館赤坂離宮』。ありがたいことに、この4月からは可能な限り通年公開されているみたいですね。館内は残念ながら撮影禁止なので外からの写真ばかり撮ってきました。
でも石屋のブログとしては実は外のほうが肝心でもあります(笑)
これは前側から。ここに整理券なし(ただし手荷物検査や金属探知機などはあり)でも入れるところです。裏の庭園のほうは整理券と入場料が必要です。
この白っぽい外壁に使われている石が茨城県産の真壁石(真壁小目)。お墓などでもなじみ深い銘石です。これを磨きではなく小叩きという手法で表面加工して使ってあります。横向きに細長く道具で叩いた跡が残っているのがわかりますね。
この外壁のレリーフなんて半端じゃありません。さすが国賓をおもてなしする迎賓館、品があります。磨き仕上げでは出せない良さ、小叩き仕上げここにあり、という感じです。
迎賓館の石、真壁石でお墓を建てる。なんかかなりいいんじゃない⤴という感じですね(笑)
こうした価値ある建造物に使われるほどの良材なのに、嬉しいことに真壁石は金額的にも国産材の中では手の届きやすい石でもあります。
この石に興味がある方はぜひお問い合わせください。弊社では今でも比較的多く施工実績のある国産材です。
また、よろしくお願いします。
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