2017年12月11日(火)


川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤光宏です。

麻生区の寺院墓地での建墓工事が無事、終了しました。これで日曜のご法事・ご納骨を迎えることができます。

ブログ上ではありますが、まずはお客様にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

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今回の墓所は、奥行に余裕がある敷地サイズだったので、お参りするスペースをたっぷりとることができました。

傾斜地で、お墓の手前側が通路にもぐる格好になっているので、結果入り口の段差も少なくお参りがしやすいと思います。

黒系中間色の石塔もとてもいい感じです。濃い色の石塔は、刻んだ文字がはっきりして見やすいですね。正面大文字はサンドブラスト彫刻後、サライ(浚い)をかけ仕上げています。

サライ仕上とは、簡単に言えばノミで文字の底を整えることで、ノミ痕が付くことで文字がより映える効果もあります。

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うん!とてもいい感じに仕上がっています。

それと今回の立地は傾斜地。こうした場所では通常通りの基礎工事では、傾斜の谷側に向かってお墓全体が傾くことが予測されます。「手を抜かなくとも」そういう可能性があるのです。

あらかじめそうしたことが予測される場合には、当然何らかの手を打たなくてはいけません。

ここのお寺さんは何度も施工しているので、支持層がどのあたりにあるかは何となく予測がつきます。今回は地盤を転圧後、細長い穴を掘ってコンクリート製の支柱を設けることにしました。

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専用のスコップで穴を掘り、そこに紙製の筒を入れます。深さは赤土が出るまで。約1.2mほど掘ると土の色が変わってきました。

さほど深くはないようですが、以前にコンクリート杭を打設した時にも大体このくらいの打ち込み深さ。おそらく問題ないことでしょう。敷地の要所の8点に穴を掘ってみました。

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この紙筒に鉄筋を入れてコンクリートを流します。125㎜の太さなので、お墓の荷重をしっかり受け止めてくれると思います。

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基礎コンクリートを流した様子です。墓所後方が低いので、基礎の下端が露わになるといけません。後ろ側の基礎だけはいつもの倍の厚みにしてあります。

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据付け工事に関しては、いつもの要領で施工。接着剤と補強金具を組み合わせて精一杯行ってきました。

傾斜地のお墓の場合、お墓本体の工事の他に不同沈下防止の対策が必要になることがあります。

当然、その分の費用がかかってしまいますが、そこは長く使っていくであろうお墓。必要と思われる場合は、躊躇せずにお施主様に提案していきたいです。


※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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