2017年5月31日(水)


こんにちは。川崎登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤光宏です。

昨日午後から、川崎市の緑ヶ丘霊園で石材の据付けを開始しています。

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こちらのお墓は、根石の三方向はコンクリート仕上げ。以前はこうした工法も多く行われていましたが、弊社では久しぶりです。

和型の石塔も、取外しをせずにそのまま活かして工事を進めます。

本格的に手を入れるなら、やはりすべてを解体して更地に戻し、そこから基礎工事を進めていくのが王道かもしれません。

しかし、色々と事情がある場合、こうした工事のやり方を選択するのは、決して間違ったことではないと私は考えます。しっかりとした施工をすれば、充分長く使っていけるお墓になります。

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コンクリートとの結合部は、お互いの合口(あいくち・石や部材の合わせ目の部分のこと。合端とも)を加工して、モルタルが良くなじむようにします。接着剤施工とは異なり、このデコボコが肝心なのです。

写すのを忘れましたが、もちろん石の下側も、同じように加工をしてあります。

この合口の加工がしてある場合と、していない場合。いったいどんな差があると思いますか?

実は解体工事をした場合などに、その答えははっきりと出てきます。きちんと手を入れた石の部材は、モルタルが良くなじみ、解体するにも手間がかかることが多いです。

しかし、切りっぱなしの部材については、解体前から外れていたり、拍子抜けするくらい簡単に動いてしまうことも。

そうした経験からも、モルタルで据付け作業をする場合は、合わせ目をデコボコに荒らすことが必要なんですね。

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道路側には3cmの石材を張り付けました。少しでも丈夫になるよう、接着剤で圧着するだけでなく、ステンレスの針金でカスガイを作りコンクリートと固定してみました。

張り石下部はコンクリートに埋まるので、ここまでやっておけば、まず張り石が剥がれてしまうことはないでしょう。(ちなみに左前の部分には板石を据え、置き灯篭を設置します。)

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そして、施主様のご希望だったベンチも据付けました。石は福島県産の白河石。当初は御影石での作製を考えましたが、夏場の暑い時期に石が焼けて高温になることを考えました。

白河石も熱くはなるでしょうが、磨いた御影石に比べれば少しは違いがあることでしょう。

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明日はステンレス製塔婆立ての設置や、拝石の交換・水鉢石の花筒穴加工などを行っていく予定です。途中で工事の追加も出ているため、完成はまだもう少し先。

とはいえ、大まかな部分ではほぼ形になると思います。お施主様に気に入っていただけると嬉しいですね。

明日も気持ちを入れて作業してまいりたいと思います。


2017年6月1日(木)


月も変わりました。今日は、午前と午後に雨に見舞われるという、少し残念な一日に。

しかし現場の方は、雨の影響がない時間帯に、ほぼ予定通り進めることができました。(15時過ぎの豪雨前に写した画像です。)

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雨の影響が残る午前中に、作業場で水鉢石の花筒穴加工と、拝石(納骨室の蓋石)の再生作業。

再生と言っても使用歴のある石ではなく、作業場に置いてあった在庫の年代ものを砥石でサッと擦りなおしただけ。それだけでも、汚れが落ちるのでそこそこきれいになるんです。

元々の拝石にヒビが入っていたので、これで心配なく使っていくことができるでしょう。磨き仕上ではありませんが、以前のものも同様の仕上げ。特に違和感もないと思います。

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あとは時間が取れたので、芝台(石塔の台)のコケや汚れ落としにも取り組みました。実際にはこの作業の費用は計上していないのですが・・・。

やっぱり周りがきれいになると、今まで気にしていなかった部分が気になってくるものです。石塔の水アカ掃除も費用が発生しない程度に行ってきました。

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手を付ける前の写真と見比べると、ずいぶんと綺麗になったと思います。さて、お施主様は気が付いて下さるでしょうか(笑)

ステンレス製の塔婆立ても取り付けられたので、こちらのお墓工事も大まかな部分では、ほぼ終了。あとは置き灯篭・香炉の設置と、外柵の一部分への文字彫刻を残すのみです。

完全に完成した時に、もう一度様子をアップしてみたいと思います。


※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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