川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。

地元川崎の石材組合の仲間3人で、市内のとある中学校の体験授業に行ってきました。毎年恒例になっている、川崎市技能職団体連絡協議会という団体が主催しているイベントです。

生徒さんたちに技能職種の体験をしてもらう趣旨で、社会勉強の一環ですね。

今回は着付士・大工職・電気設備・マッサージ師ほか、8職種が参加。石工職には12人の生徒さんに参加してもらいました。

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最初に石工職の紹介。仕事の内容を簡単に説明します。 (※プライバシー保護のため、画像処理してあります)

今日の講師は組合の仲間。彼が石屋さんて何しているかわかる?と尋ねると、「石を切っている」という答えが。そうした作業も確かにやっているので、正解のひとつではあります(笑)

でも一般に、特に中学生くらいまでの若い人たちには、石屋の仕事と言ってもイメージしづらいものがあるんでしょうね。

そのあたりについてプリントを使い一通り説明して、あとは実際に石に文字を刻む体験をしてもらいました。

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実技の内容は表札づくり。大理石に文字を刻みます。(※プライバシー保護のため、画像処理してあります)

使用する石材は柔らかめの大理石。慣れない装備で大変かもしれませんが、怪我のないよう、軍手と防塵マスク・保護メガネを着用しての作業になります。

文字の刻み方について、参加メンバーで随時指導しながら進めてみました。

柔らかめと言ってもそこは石。生徒たちは最初のうちは思ったように彫ることができません。石の硬さを実感し、戸惑いながらの作業になります。

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石に好きな文字を書き、それを刻んでいきます。(※プライバシー保護のため、画像処理してあります)

毎年のことですが、制限時間内ですべてを完成させる生徒はごく一握り。ほどんどの生徒は作業途中終わってしまいます。

また中には叩きすぎて、石を割ってしまったり、欠いてしまうこともあります。

でも、それも大切な体験。変に手を貸し過ぎて上手く出来ても、あまり価値がなくなるような気がします。この授業の場合、うまく仕上げることだけが大事なわけではありませんから。

作業を通じて徐々に感覚や力加減がわかってくる子、想像以上によく出来る子もいたりして、指導する側も楽しみながら良い経験をさせてもらえます。

この生徒たちがお墓や記念碑などを目にする時、そこに刻んである文字に、少しでも興味をもってくれると嬉しいものです。

また、よろしくお願いします。

 

※私たちが用意している道具は、金槌・平タガネ・ハケ・防塵マスク・保護メガネなど、すべてホームセンターなどで売っている品物です。大理石への文字彫刻体験は、それらの道具で十分に可能です。


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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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