川崎市多摩区の吉澤石材店、吉澤光宏です。

以前にこのブログで書いた川崎市営霊園(高津区の緑ヶ丘霊園)のリフォーム予定のお墓。(記事はこちら。川崎市の緑ヶ丘霊園 4㎡墓所。お施主様の希望を伺い、どこまで実現できるか外柵図面を書いてみた。

このたび、そのお墓のリフォーム工事を行うことになりました。今日はそのお墓の前に据え付ける、石のベンチの作製をしています。

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現状は大谷石で出来ている外柵(がいさく)。この石が朽ちてきて、危ないために外柵リフォームを行います。

石塔本体を動かさず、周囲をコンクリートで作り直して、新規に御影石の部材を追加する工法。墓地の敷地の手前側をあけて、その場所にベンチを設けます。

ベンチと言ってもゆったりとくつろぐようなものでなく、墓参時にちょっと腰を下ろせる簡素なもの。ただしお施主様がこだわる部分があります。

それはベンチの高さと材質。

高さは低すぎると腰が完全に落ちてしまい、立ち上がる時に苦労します。かといって、高すぎるのではまた問題あり。いろいろと話し合って、40cm少々の高さに決めました。

また、材質に関しては御影石ではなく、福島県の白河石に。

白河石2

白河石(福島県産)の切削面

この石は昔、外柵によく使われていた安山岩系の石で、磨いても御影石のようにツヤが出ません。あくまで研磨した御影石との比較になりますが、汚れもつきやすいです。

ではどうしてこの石を選んだのでしょうか。

実は夏場の太陽のもとでの、使い勝手を考えてのことなんです。

磨いた御影石はきれいですし、拭き掃除もしやすい。けれど炎天下では表面の温度も相当高くなります。石によっては、手で触れるとビックリするくらいに熱くなっていますから。

その点、白河石は、御影石ほど耐え難い熱さにはなりません。(※白河石も夏場は熱せられます。御影石との比較しての話とご理解ください。)

手前に設置予定の墓誌(既存)の台石も、白河石製。なので見た目も良く馴染んでくれるのではないでしょうか。

形とか見た目も大切ですが、そればかりではなく、お施主様にとって本当にお墓参りしやすいお墓となるように。

私にとっても、リフォーム工事の大切さについて、改めて考えさせられる工事になりそうです。良く仕上げられるよう、頑張りたいですね。

また、よろしくお願いします。


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