川崎市多摩区の吉澤石材店です。

先週に墓地の確認をしてきた、改修予定の緑ヶ丘霊園の4㎡墓所。今日お施主様と一緒に現場まで行ってきました。(前記事はこちらをご覧ください。→戒名追加彫刻の段取りと、墓地現場の確認。川崎市の緑ヶ丘霊園

このお墓は大谷石で出来ていて、現状でかなり朽ち始めています。ご自身で補修を何度かされたようですが、築45年を経た外柵はやはりもう限界と見ました。

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当初、お施主様は土台部分はこのままにして、羽目石(一番上の囲い)の取り換えをご希望されていました。

その羽目石は、解体予定のご親戚墓地のもの。御影石製でしっかりしているので、それだけを移設すれば・・・とお考えになったわけです。

ただ残念ながら、この状態の大谷石を活かすのは難しいことを説明しました。

誤解のないように書いておきますが、面倒だからとか、全部直した方がお金になるから古い材料を再利用できないと言うわけではありません。

あまり深く考えず、無理やり言われたままにおっつけてしまえばそれで何とかなってしまう事もあるでしょう。その時だけは。

でもあと1,2年持てばいいというのなら別ですが、すぐに不具合が出るのがわかっているような提案は出来ませんよね。

特にリフォームがらみの場合ですが、要望をうかがうのも説明を行うのも、現地で打ち合わせることで、より伝わりやすくなることがあります。

今回もお施主様にはそのあたりを、よくご理解いただくことができました。

齋藤家(緑ヶ丘霊園)-001

ちょっとぼかしてありますが、お客様の希望を踏まえて起こしてみた図面です。

大谷石外柵はすべて取り外し。新たに根石部分はコンクリートで立ち上げて、その上に解体予定のご親戚墓地の使える部材を移設するプランになっています。

墓誌台の下にも一段、古い石材を切削して使いたいと思います。水鉢の花筒穴もあけ直して落とし込み花筒に出来ればなお使い勝手がいいですね。

その程度の加工ならば、自社工場の切削機や研磨機で十分に対応可能。柔軟に対応ができます。

外柵の形も前面はフラットに。また墓参時に腰掛けられるようベンチを設けたいというご希望も盛り込んでみました。角墓地なので出入りは横からで構わないということです。

新規石材を使う量もだいぶ抑えられています。

使い勝手などを考えると、これがどこまで実現できるかは判りません。だけど、たたき台を作ってみなければ話が見えにくいもの。

とりあえずこんなプランをもとに、いろいろと打ち合わせを進めていこうと思います。

また、よろしくお願いします。


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