川崎市多摩区の吉澤石材店です。

麻生区のお寺さんの墓地で石塔の傾きを直す作業をしてきました。

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このお墓は斜面に建っていて、建立後30年と少し経過しています。

通常この程度の年数で石塔が傾くわけはないのですが、メインの石塔(墓石)ではなく小さな石塔のため、受け石の施工が少し不十分だったのかもしれません。

傾斜地ということも少しは影響しているようで、外柵も微妙な傾斜がついています。ただ、通常使っていくぶんにはほとんど影響はなさそうな程度です。

またメインの石塔自体は著しく傾いておらず、許容範囲に収まっています。これは納骨室直下に基礎コンクリートの盤が備わっているからかもしれませんね。

石塔の傾きを直す場合、一番下の石を持ちあげて空間にモルタルを詰め込む方法もありますが、今回はある程度キチンと直すために一度取り外しました。

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トラックのクレーンがギリギリ届いたのでラッキーでした!

もともと2段に入っていたコンクリートの受け石を外し、地盤を手ダコで締固めます。そののち硬めに練ったコンクリートを敷き込み、改めて受け石を据え直します。

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念のために持ってきた御影石製の受け石(高さ45㎝)もその脇に据付け。万全を期しました。かなり突いて叩き込んだので、きっとこれで心配ないと思います。

こんな感じで下地が出来上がりです。完成後には完全に見えなくなる部分ですね。

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この状態で受け石の上にモルタルを敷いて、中台石を据付けて今日は作業終了。塔婆立て右柱も再据付けしたのでこのまま時間をおきます。

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明日は石塔の残りの据付けと塔婆の金具の取付け、目地の補修などを行う予定です。半日少しの作業になりそうですね。(1/25記す)


一昨日の続きの作業になります。まず昨日(26日)の話。

据え直し予定の石塔ですが、接着剤施工をするに少し手を加えたほうが良いことがハッキリしたので、思い切って工場に持ち帰り手を加えることにしました。

当然、作業予定の時間が空いてしまうので、当初予定外だったメインの石塔にも手を付けることに。上二段を取り外して清掃・弾性接着剤にて据え直しを敢行しました。

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クレーンが近くまで伸びればセメント目地の石塔です。取り外すのは何とかなります。ただし真上までクレーンのブーム(腕)が伸びないので、テクニックと力は要りますがね。

接着剤のみの施工ですが、これだってセメント目地の石塔に比べればはるかに丈夫なお墓になります。 劣化して取れやすいセメント目地と違い、目地も取れにくくなりますよ。

帰社後に取り掛かった石塔底面の平坦化も無事に完了。今日(27日)は朝から同じ方法で据付けをしてきました。

もともとあと半日程度の作業内容でした。あっという間に出来上がり!

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軟石(茶色の石)の石塔も付いたコケを落としたので、きれいさっぱりですね。プラスチックの花筒もステンレス製に交換してあります。

他にも沈んでいた飛石を持ち上げ直して、化粧砂利も新たに敷き込みました。傷んだセメント目地もやり替えて水アカも落としてあります。

中山家改修前

修繕作業前

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修繕作業後

お墓の修繕に関しては、その内容によって金額面の数字が変わってきます。ただし表向きの数字だけを考えるのではなく、どの程度まで手を加えるのか。あるいはどれくらいの期間そこの墓地を使っていくのか。

そんなことも考慮の上で、対処療法的な修繕がベストなのか、あるいは抜本的な修繕がベストなのかを考えていくべきだと思います。

症例によってかなりの手間がかかる場合もあるわけですが、手を掛けたなりに仕上がりや持ちも変わってきたりする場合もありますからね。

また、よろしくお願いします。(1/27記す)


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