川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。

登戸の丸山教本庁に行き、以前移設した水屋(手水盤)の前に敷石を敷きこむ作業を済ませてきました。参道からのアプローチと言うことになります。

現場に行くと、手水盤の周囲は左官屋さんの匠の技で、すっかりときれいに仕上がっていました。

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敷石と書きましたが、長さは2m・奥行きも50㎝ほどはある大きい石です。おまけに厚みも20㎝程度はゆうにあります。

以前別の出入り口の下に据付けられていた石ですが、外してしばらく敷地の隅に置いてあったものです。

敷地に余裕があったことがこの石にとって幸運でした。置き場所がなく、割って処分してしまえばただの廃棄物になるところでした。

昔の職人が手作業でこしらえた敷石です。本当によく出来ているんです。

こうして再び活きることができるのは、石にとってはもちろん、当時の奉納者や作り手の思いを考えると本当に意味深いことですね。

据付けが終わったころ、一時的にかなりの雨に見舞われました。土の汚れが洗い流されて石も喜んでくれているようです。

また、手水盤の汚れもそれなりに落ちたので写真を貼ってみます。まず掃除前。

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そして今日の様子です。完全にきれいにはなりませんが、かなりスッキリ。実はかなり手こずりました(笑)

手水盤の奉納者の氏名もきちんと確認できるようになっています。

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次に修繕されることになるのは一体何年先のことでしょうか。

それまで手水盤や敷石は、問題なく現役として活躍してくれることと思います。例え100年先であったとしても。

永い時を生きてほしいです。

また、よろしくお願いします。

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一連の手水盤移設作業の記事はこちらをご覧ください。
多摩区登戸 丸山教本庁で手水盤の移動作業。
川崎市多摩区 手水盤の再据付にかかりました。

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