川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。

台風の影響はほぼありませんが、サーッと降ったり日が差したり。そして今は曇りと不安定な空模様。そんな天候を見越して、今日は小さな仕事をいくつか消化中です。

そのうちの一つは狛江市の寺院墓地にあるお墓の、水鉢正面の家紋を消す作業。

img_9874-2

こちらのお墓は承継する方の姓が変わることで、正面の家名『〇〇家之墓』も『先祖代々之墓』へと変わります。ここまでは現在作業中。

今日お施主様からの追加依頼で、水鉢に刻んである家紋(〇〇家の)も消すことになりました。

img_01531

工場に持ってきての作業です。花筒が入る穴の水抜きがされていなかったので、その加工もしておきました。今までは穴の底にヘドロ状の汚れが溜まっていましたが、これで解消されるでしょう。

その後水平を取って、石をセット。

img_01541

作業開始して少し、粗めの#100の砥石で削っています。家紋はだいぶ摩り下ろせましたが、額の部分はもう少しですね。

黒御影石の磨き面が取れると、地の色はこんな感じなんですよ。

img_01561

だんだんと目の細かいものに変えながら磨いていきます。これは#1500の砥石をかけたところです。だいぶ色が黒くなってきていますね。あと一息です。

img_01571

夕方になったので、今日はこれで作業終了。まだ納めるまでに日程的に余裕があるので、また空き時間を使いながら進めていきます。

今日はこれ以外にも花筒交換の作業を済ませて納めてきました。そちらは古い鋳物の花筒から、ステンレス落とし込みの花筒に変えたので、かなり使い勝手が良くなったはずです。

 

お墓のリフォームなどでも、全部が全部新しいものに変える必要があるわけではありません。今回の棹石・水鉢のように、今までのものを再利用できる場合もあります。

今回は、現在の棹石(〇〇家之墓と刻んだ石)の正面を、文字の深さにあわせて切削・再研磨。そこに新たな文字を刻む方法、つまり既存の棹石を生かす選択をしています。

これで以前までの〇〇家の方も、今度承継する家の方もお祀りしていくことができるのです。(切削した分、奥行寸法は減ってしまいますが。)

もちろん、素材の劣化など、事情によってはどうしても新しいものに変えざるを得ない場合もあったりするわけで、そのお墓の状況にあわせたご提案をしています。

お墓を使っていて不具合に感じる部分があれば、ぜひご相談ください。

また、よろしくお願いします。


ご相談・お問合せはこちらまで。
(有)吉澤石材店 吉澤光宏
電話 044-911-2552 (携帯転送なので外出先でもつながります。お気軽にどうぞ。)

トップページはこちら