川崎市多摩区の町石屋、吉澤石材店です。

さて、写真は昨日納骨とお戒名彫刻の依頼をうけて訪れた近くのお寺さんの墓地です。

弊社で施工したお墓ではありませんが、低めに構えたフォルムで完成当時はモダンな雰囲気だったと思われます。

石は外柵と石塔の台石が茨城産の稲田石。石塔の棹石は同じく茨城の真壁小目石。墓誌は山梨産の山崎石とすべて国産石材を使用しています。

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このお墓、外柵に関しては本磨きではなく『小叩き』と呼ばれる仕上げです。ツヤがある仕上がりももちろんいいのですが、マットで落ち着いた雰囲気は小叩き仕上げならでは。とても雰囲気あります。

年数が経っていますが稲田石の白さがより引き立っていると思います。

ただしこの仕上げは性質上、黒ずみが目立ってしまう部分が目立ってしまう時もあります。

これは表面が平らでつるつるでないために、コケや水垢が付きやすかったりするためです。なので立地によって同じ仕上げでも黒ずみ方が変わってきます。

このお墓では上階段の立ち上がり部分や下階段の踏面あたりにそれが見受けられます。

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全体的にくすんでいく分にはそれも案外悪いものではありません。風格や味わいが出てくるというのでしょうか。でもスポット的に黒ずんでいると、どうしても気になってしまいます。

今回、お施主様は納骨・戒名彫刻に合わせてお墓のクリーニング作業もお考えの様子。おそらくこの黒ずみなどはある程度落としていくことができるのではないかと思いました。

また、石塔の水あかや墓誌の小文字なども、それなりにきれいにすることができるでしょう。

いずれの作業も薬品を使いながらの作業になります。石を傷めないよう、小まめに水で洗浄することが大切ですね。

クリーニングに関してはご注文をいただけたら、改めてその様子をアップしてみたいと思います。

また、よろしくお願いします。


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