川崎市麻生区のシンプルなお墓。発注図面を書いてみた。


こんばんは。川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。

暑さが本番。週明けからは8月になります。きっと数度は熱中症で体調不良を引き起こしそうで、ちょっと心配でもあります。体調管理に気を付けたいですね。

でも考えてみれば本当に早いものです。来月を乗り切れば一年の2/3が終わってしまうわけですから。

さて、先日ブログに書いた「シンプルなお墓」の発注図面を書いてみました。いつも作製した図面をもとに、こうした図面を書いています。

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実際に墓地にあるお墓は完成した状態です。だからあまり意識しないかもしれませんが、お墓って本当に数多くの部材から成り立っています。

例えばごく一般的な和型の石塔でも、7~10個程度の部材で出来ています。外柵ではこの図面の場合26個の部材になっていました。

それぞれの部材に対して、ここが見える部分、こっちは見えなくなる部分…などというように、イメージを膨らませながら部品詳細図を書き上げていきます。

この完成をイメージするというところが結構重要です。シンプルなものではそうそう間違えたりはしませんが、複雑なものになるとかなりの集中力が必要です。

慌てているとちょっとしたところの指示を忘れたり、目地寸法を引き忘れたりというようなことも出てきます。実際に誤った加工指示を出してしまうこともないわけではありません。

それでもこの作業を自分でやることに意味があると思っています。

自分で作り上げたイメージと、実際に出来上がったお墓とを比べてみてどうだったか。それを考察することが次の「良いお墓づくり」につながってくると信じているからです。

それにお墓の構造をしっかりと把握しておけば、検品や据付作業で何かあっても問題解明が早くなるはずです。

完成用図面。だからこそ人任せでなく、自社で書き続けていきたいと思っています。

また、よろしくお願いします。


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