こんにちは。川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。

さて、月初から狛江市の寺院墓地で取り掛かってきたお墓のリフォーム工事です。古い外柵の撤去と基礎工事を二軒とも完了することができました。

梅雨の前に予定していた『土いじり』を終えられて一安心。地盤を転圧(締固め)するには気候条件が大事、機械で突き固めるので水を含んでいれば都合が悪いのです。

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晴れの日に感謝ですね(笑)

外柵リフォーム工事の場合、もしコンクリートの基礎が出来ていたとしても、それを壊して一から基礎工事を行う場合がほとんどです。それは既設の基礎が長い間に不同沈下していたり、クラックが入っていたりするから。

また外柵デザインが変われば、基礎コンクリートが形に合わなかったりもします。

墓地にあるすべてを取り外し、更地の状態にする。そしてそこに適切な基礎工事を行って石を据付けていく。一般的な話ですが、これがお墓リフォーム工事の王道だと私は考えます。

今回のような古い大谷石外柵の場合、基礎コンクリートがないことが多いので解体工事としては楽ですね。

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古い材料はダンプに積み込んで廃棄します。写真は会社に置いてあった廃材も一緒に積んだ様子ですが、一坪程度のお墓でも結構な量になります。これ以外に残土もかなり発生します。

これで養生期間を置いて据え付け作業にかかります。雨の間隙を縫っての作業になりそうですが、変に無理な工事は禁物です。良いお墓づくりのため、工事の質を落とさないように注意していきます。

 

あ、そうそう。大谷石製の外柵で基礎コンクリートがない。すわ手抜きかと思われる人もいるかもしれません。

でも当時の工事では比較的多い事例なのです。手ダコという道具で地面を締固め、そこにモルタルを敷き石を据付ける。これで良しとされる時代があったのですね。地盤が悪くなければわりと平気に建っていたりもするんです。

でもこれからの時代、新たな工事で基礎コンクリートなしはあり得ません。時代も材料も変われば工事方法も変わるものです。基礎工事、お墓つくりには大事な部分です。

また、よろしくお願いします。


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