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川崎市北部や狛江、稲城あたりに出没している登戸の吉澤石材店です。

今度お墓じまいをさせていただくかもしれない現場に行ってきました。狛江よりも少し先の東京の世田谷区です。

今のお施主様とお会いするのは初めて。でも先々代からご縁があり、昭和の終わりころに外柵工事、平成に入ってから石塔建立と今まで長くお付き合いいただきました。

単純に言えばもったいないと思うようなお墓です。とても立派です。でもお墓を仕舞うにはそれぞれ理由があります。喜んで片付けるなんて言う人はまずいません。

今回もやむを得ない事情で苦渋の選択になりました。立派なお墓を解体するのは石屋としても寂しい思いはあります。若いころに建てさせていただいたお墓ならなおさらです。

それでも気持ちはある程度整理できています。大袈裟な言い方をすれば虚心坦懐という感じでしょうか。

それは事情をお聞かせいただいたから。

石屋とお客さんとは仕事をさせていただき、その対価をいただく関係です。だから事情は置いておいても当然仕事はいたします。でも労働の対価としての金銭授受は、あくまで相互の関係の一面だと思います。

もちろん底までどっぷりとつかった関係でなくていいんです。私もそこまではあまり得意じゃありません。ですが、お互いに信頼できる関係でいたいもの。だからこそお聞かせいただきたいんです。差し障りのない範囲で。

遠慮せずに語ってみてください。お墓を建てる時にはお墓に対する思いを、お墓を片付けるときには思いや事情を。より思い入れをもって仕事に取り組むことができます。もしかしたら何かアドバイス出来たり力になれることがあるかもしれません。

結論が出ていなくたっていいと思います。ぜひご相談ください。

また、よろしくお願いします。


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