image都内まで出て来たので大手町にある将門塚に来ました。川崎市に住んでいてもなかなか都心に出て来ることはないんです。

有名な平将門は平安初期に活躍した武士。板東の民衆に支持され勢力を誇ったものの、俵藤太秀郷らによって討ち取られました。

京都に晒された首が空を飛んで故郷に戻るとき、力尽きて落ちたのがここの地だと言われています。

将門は怨霊となり、しばしば祟りをなしたため、時宗の僧が板碑を建てて供養。結果、将門の霊もさすがに鎮まり、この地の守護神になったということが境内の案内板に記されています。

ことの真偽はともかくとして、こうした怨霊を手厚く葬り、お祀りする事によってその霊力を良い方面に転換してもらい助けてもらう。こうした部分に日本人の「怨霊信仰」や知恵を感じます。

今や受験の神様として知られる天神様、菅原道真公だって怨霊なんですから。

この塚も数々のエピソードを抱えているそうですがそれはそれとして、目に見えないものを畏れ敬ってきた日本的な何かを強く感じさせてくれる場所だと思います。

imageこの石碑自体は比較的新しいものですが、正面からの形は板碑のそれを踏襲しています。石は真鶴の小松石でした。

今日はこんなところで。

また、よろしくお願いします。


トップページはこちら