昨日解体した多摩区寺院墓地のお墓ですが、雨のために現場作業は中断。そこで作業場で石塔本体のクリーニング作業をしてみました。

石の種類はラステンバーグと呼ばれる南アフリカ産の黒御影石。昔は随分と利用された石です。昭和47年建立になっているので44年前。そのころにアフリカ材が日本に入ってきていたんですね。

改めて見るとやっぱり随分と色が薄くなってしまっています。そして上の石が重なっていた際の部分は水アカがこびりついています。

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ラステンバーグは水アカが付着しているのがわかりやすい石という印象があります。黒い水アカ以外にも薄い水アカがかなり広がっています。まだ残っている目地材を取り除いた後、今回は薬品ではなく手作業でトライしました。

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水をかけながら、少しずつ傷が付かないように注意して作業。水アカを取り除いてこんな感じになりました。なかなかきれいになったかなと思います。

ただし表面を削って磨き直したわけではないので、色が褪せた部分は元には戻りません。こうしてみると、水垢が付着していた部分は石の色がまだ濃いのがわかりますね。

このあと、念のために石の鉄気を落とす薬剤だけは使ってみました。石は鉱物なので、多少は鉄分も含んでいますので。

水鉢の花筒穴加工もしたので落とし込み型の花筒が付きます。ネジではないため、スッと抜き差しできるのがこの落とし込み型花筒の良さ。お施主様にもお参りの時に実感してもらえるのではないでしょうか。喜んでもらえると嬉しいです。

古い石塔でも経年の汚れが落ち、スッキリとすればきっと見違えるはずです。再据付けが楽しみになってきました。据付後には、もうひと手間かけてみようかとも思っていますよ。そのあたりは完成後にでも。

また、よろしくお願いします。


花筒交換については先月書いています。写真もありますので良ければご参照ください。

お墓のリフォーム、花立て(花筒)の交換

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