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川崎市多摩区登戸の丸山教さんで幟枠石の再据付をしてきました。幟枠石とは幟(のぼり)を掲げる旗竿を固定する石で、神社の入り口などで見かけたりすることがあるかもしれません。

この幟枠石も正門前に位置していましたが、前の道路が拡幅により奥側へ移動することになりました。壊さないよう丁寧に取外し、事前に鉄筋を組み基礎工事までを終えておきました。

おかげでお昼前には据付けそのものが完了、無難に納めることできました。

今回のように長さの長い古石の場合、手加工のために反りや捻じれが必ずあります。鉛直方向の倒れ(水平)を合わせるには水平器だけに頼るのは無理があります。どのあたりで合わせるのか勘所を押さえての作業になります。

加えて下端も平らではないので実際には穴に入れたり、外したりを何度も繰り返します。「無難に」なんて言いましたが、もし見ている人がいたら「何で出し入れ繰り返してるのか?」と思われたかもしれませんね(笑)

こうした古い材料を扱う時などは経験がものを言うのかもしれません。向きや倒れに関して、見た目問題なく仕上がったと思います。

以前のものが大正三年(103年前)の建立。ツヤが無くなっているとはいえ、石そのものはしっかりとしています。なので今度も100年くらいは立ち続け、登戸の町の移り変わりを見届けてほしいものです。

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右側幟枠石、以前の様子。本体は車の事故にて破損し後補。

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大小二本の石を据付け完了。

あとは白河石で縁石を作り、それを据えて終了になります。縁(ふち)が入ればぐっと引き立つはずなので完成が楽しみです。

前の道路工事などの関係でその作業はまた後日ということで。

また、よろしくお願いします。


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