昨日は午後、花見を兼ねて小田原に。久しぶりの小田原城、とても賑わっていました。

今年のNHK大河ドラマでも、高嶋政伸さん演じる北条氏政がなかなかいい味を出していますね。地元では北条五代を題材にした大河を、という動きもあるようです。

さてそんな中を散策していると、街中の案内板に『北条氏政・氏照の墓』を言う文字を発見!

神奈川県民だけれども川崎と小田原とは県の両端。そのため駅近にそのような場所があるなんて全く知りませんでした。そんな御託はともかくとして、やはり知ってしまえば行きたくてたまらなくなります。

商店街からすぐのところにその場所はありました。

IMG_8197

IMG_8195

大き目の五輪塔一基と小ぶりな五輪塔が二基。石はやっぱり地元の伊豆石でしょう。大き目のほうが氏政夫人の墓とされていて、小さな二基が氏政・氏照兄弟の墓だそうです。

街中にあるので当然『埋め墓』ではないでしょう。つまり遺骸は当然別の場所。それでも目の前に立ち手を合わせることではるか昔、戦国の世に生きた人を感じるような気がします。

それはすなわちそこにお墓という形があるから、形があることで思いを馳せることができるから。私はそう考えます。

石は大地であり、自然そのもの。そのままではそれ以上でもそれ以下でもありません。

五輪塔はその石を素材にしたものです。しかし既にただの石ではありません。誰かが発願し、石工が気持ちを込め成形しそこに据付けたものです。しかもそれに人が手を合わせ供養をしてきた。それによって魂が宿り、亡き人そのものになっている。そんなふうに思うのはおかしなことでしょうか?

時代も身分も全く異なる北条氏政公・氏照公を、少し身近に感じることができたような気がします。次の機会には早雲寺も訪れてみたくなりました。

やっぱりお墓があるって、とっても素敵なことですね。

また、よろしくお願いします。


トップページはこちら