ご納骨に行ってきました。

準備を終えて墓地全体の様子を眺めていると、さすがにお彼岸。多くの人たちが次から次へと墓参に訪れます。

家族総出のお宅もあれば、ご夫婦で墓参の方も。そんな中でも役割分担して熱心にお掃除する人、和やかにおしゃべりしながらお参りする人など実に様々です。

また偶然顔見知りに出会い、挨拶や世間話に花を咲かせる方たちもいて、お彼岸のお墓は本当に人気(ひとけ)が絶えません。

きっと皆さん、ご先祖様(あるいは亡くなったご家族)との心のやりとりをされていたのでしょう。また知り合いと顔を合わせることで挨拶や近況の確認もできたりと、この時期のお墓はさながら社交場のような性格も帯びているような気がします。

これも偏に亡くなった方が取り持ってくれる、一つの縁であると思います。今日は本当にいい風景に触れることができ、気持ちがとても暖かくなりました。

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さて、最近ではお墓について少し縁遠く感じたり、ちょっぴり縁起悪く怖いところと思ってしまう人もいるかと思います。もしかしたらお墓を持て余し気味に感じる人もいたりするのでしょうか。

これについての是非を論じません。人それぞれです。でも私はこんなふうに思うんです。

お墓は生者(子孫)が死者(先祖)の冥福(幸せ)を願って建てたもの、本当は(生死を問わず)人を幸せにする力を持ち合わせているはずだと。

そしてその力を遺憾なく発揮させるための、スイッチ的存在が『お墓参り』なんだろうと思います。

お墓参りすることで「ああよかった」という安堵感や清々しさを覚えたり、気持ちが救われたような思いをした方も多いのではないでしょうか。それはとりもなおさず死者(先祖)が生者(子孫)を幸せにしたいと思う願いが結実した瞬間なのだろうと考えます。

いささか科学的でないと思われるかもしれませんが、そこ(お墓参り)には死者と生者、相互の心のやり取りが確かに存在するはずです。

またそれを通じて家族間の絆を確認しあうことが出来る。こんなところが具体的な形として存在する『お墓』の持つ役割であり魅力であろうと思います。お墓参りをすることで、あなたの家のお墓の力をどんどん発揮させ、更に『良いお墓』にしていきませんか?

日本にはお彼岸やお盆・年末年始などにお墓参りをする風習が残されています。こうした文化やお墓の良さを次代に繋いでいきたいと心から願います。

また、よろしくお願いします。