昨夜の雨の影響を鑑み予定を変え、多摩区の寺院墓地にお石塔の建立に出向いてきました。寒さが少し身にしみますね。

石は久しぶりの磐梯みかげ、東北地方の銘石の一つです。宮城・福島の県境に近いあたり(宮城県側)で産する白御影石ですが、青みがあってきれいな石です。サンプルをスキャンして貼ってみるとこんな石目です。

磐梯みかげ

いかがでしょう。黒と白の点(石目)が目立つと感じる人がいるかもしれません。確かにそれがこの石の特徴の一つと言えます。

よくサンプル材と実際の石塔では見え方が違うと説明していますが、この石で出来たお墓を実際に見るとその意味がよくわかってもらえるかもしれません。

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実際に今日建てた石塔の写真です。なんとなく青みがある様子がわかりませんか?(撮影した時の気候条件により見え方に差がありますが)

それに黒白の石目もそう気にならないのではないでしょうか。こうした小さな石目が織りなすハーモニーが、それぞれの石種の表情になり、その石塔ごとの個性になっていると思います。

石は大地の恵み。採掘され加工され、吟味を重ねたほんの一部分がお墓として目の前に。そう考えると石の表情も愛おしく感じられるような気がします。

 

それはそうと、東日本大震災から明日で5年。この時期に東北の石を使って建墓させていただける。こうした機会に恵まれ、とても感慨深いものがあります。

うちのような小さな石屋では、年間に建てさせていただく石塔の数は知れています。でも東北の石たちを少しでも多くの方に紹介できればいいと思っています。

みちのくの石、本当に良い石が揃っています!
明日はその一つ、福島県産の滝根みかげに巡り合うことができます。今から入荷が待ち遠しいです。

また、よろしくお願いします。