今日のタイトル、もうそのまんまです。そんなことあるの?って思う人もいるかもしれません。でもあるんです。現実に時々ではありますが。

最近ではご葬儀後の最初の法事、つまり四十九日法要でご納骨というケースが多いです。(新規に建墓の場合はまた別。また仏教以外の宗教の方は物故者名と置き換えてください

この場合、葬儀から納骨まで日数的にある程度の余裕があります。その間に戒名彫刻、納骨時にお施主様やご親戚がそれを確認、という流れになります。したがって、あまりのんびりし過ぎない限りは戒名彫刻を忘れることは起きにくいはず。

しかし地域によっては告別式→火葬後の納骨というところもあります。弊社のある川崎北部の多摩区や麻生区あたりもその地域。この当日納骨がわりと多くあります。

一概には言えませんが、農家のお宅などが多いところではこのケースが多い気がしています。昔は土葬なので葬儀後にすぐ埋葬というのが自然な流れ。きっとその名残があるんでしょう。

こうなると葬儀も納骨も終わってほっと一安心…。ここでうっかり戒名彫刻の依頼を失念、という可能性が出てきます。

次の一周忌前あたりに気が付いてくれればいいのですが、そのまま年数が経過してしまうということも。どうにかすると次に誰かが亡くなった時まで忘れていて、二名分のお戒名を一緒に刻む。こういうケースも何年かに一度あります。

「何で刻まなかったんだろう?」その場合、大抵皆さんそう口にします。悪気あって刻まないわけじゃないでしょうから、やはりうっかりということなんでしょうね。それに核家族化の影響で、冠婚葬祭に不慣れなことにも一因があるかもしれません。

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いずれにしても石屋としては、納骨時のやり取りで戒名彫刻の事もお話はしています。ただし、お施主さんに正式に依頼されなければ彫刻作業はできません。納骨と戒名彫刻の依頼はお寺さんや葬儀社さんの役目ではありません。不慣れな葬儀で大変な時期でしょうがやっぱりお施主さんのお役目です。

その時に施工しなければ、ついそのままになってしまいがちなのがこの戒名彫刻だと思います。納骨の時期がいつであったとしても、納骨だけでなくお戒名までキチンと刻む。ここまでを一括りに考えていただければと思います。

亡くなってお墓に納骨されるのは肉親の方。しるしとしてお戒名を刻み、ねんごろに供養してあげてください。

また、よろしくお願いします。