OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2月が始まりました。現場は先日予定していた解体工事からのスタートです。

石塔を取り外すまで作業をして戻りましたが、考えていたよりも早い時間に帰社することができました。

「あ~、よかった!」

ん?ちょっと待ってください。ということは、思ったよりも容易に外すことが出来たということですよね。これってどうなんでしょう。

解体の見積もり時には、ここは「こういう」施工がしてあるだろうから外すのに「このくらい」の手間がかかる―そんなことを考えていくわけです。それはつまり、この場面では「このくらい」の外し手間がかかるべき施工方法が採られていて然るべきということ。

それがふたを開けたら結構あっさりと…。自社施工でないお墓は本当にわかりません。端的にいえば、施工上ちょっと残念な状態でした。

解体するには楽でよかった。これって本当は長い年月そこに建ち続けるはずだったことを考えると、「えー、こんなやり方しかしてないんだ」っていうことです。

場所・施工時の季節や天気・お墓の形・・・。たとえ同じ墓地内でも、現場の状況は一つ一つのお墓ですべて違ってきます。だからどんな石屋さんでもいつでも完璧、100点満点というのは至難の業でしょう。

しかし、しっかり施工しようとして、結果的に想定したより良く施工できなかったという事象と、最初から楽をして見えないところを抜いた仕上げの事象。石屋の目で見れば一発で判断できるものです。

プロだからこそ、合格点(それが何点なのかはともかく)を超える施工を目指す。そんな矜持を持たなければいけないはず。自分のところで建てたお墓が解体される時に、恥ずかしくないだけの仕事をしていきたいと思います。

また、よろしくお願いします。