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我がまちの氏神様、登戸稲荷社に行って来ました。さすがに閑散としてはいますが、通りがかりの人がお参りに見えています。

一般的に神社では狛犬(狐)などの彫刻物、灯籠や石碑などが多く見られます。この稲荷社もそう。境内入口には鳥居が、参道脇には狐と灯籠があります。

今回氏子の方から依頼されたのは、その灯籠について。新たに建てるとかではなく、灯籠に囲いを付けるという案件のためです。

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以前アメブロでも書いたのですが、灯籠は地震の時に倒壊しやすいものです。それは細身の部材の上に重い部材が乗っているため。つまりバランスが良くないんです。(このあたりは私のアメブロもぜひご覧ください)

この神社はお年寄りや小さなお子さん連れのお母さん方にとり、憩いの場。また小学生の通学路沿いということもあって、地震などで灯籠の倒壊があれば大きな事故にもつながりかねません。

実際に参道脇の灯籠にはステンレス製の囲いが取り付けられ、容易には倒壊しないようになっています。灯籠が檻に入っているようでちょっと無粋だし違和感あり!といったところでしょう。

それでも立地と住民の安全を照らし合わせて考えれば致し方ないとも思うんです。とても窮屈そうで申し訳なく思うのですが・・・。

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こうなっていれば無対策よりもだいぶ安心だと思います。それでも過信は禁物、崩れればどんな挙動をするかはまったくわかりません

地震対策としてはお墓で使っている接着剤や免震マットが挙げられます。確かに石がしっかりしている新しい灯籠ならば効果的かもしれません。でもこのような古い石の場合ちょっと微妙だと思います。また芯棒を入れて固定すれば、倒れる時には丸ごと一気に行くでしょうし。

まあ、それはともかくとして―。

石造物の地震対策には絶対の保証はないと思います。地震発生のその時、石造物が近くにある場合には出来るだけ早くそこから離れてください。簡単ではないことも承知の上で書いています。いくら大きな石造物でも絶対に頼ってはいけません

それと地震でなくても石造物に登ったり揺らしたりするのは禁物です!これは場所を問わずです。

実際に昨年、新潟では痛ましい事故が起こってしまいました。特に小さいお子さんのいる方はこのあたりもよく知っておいていただきたいです。

不安をあおるわけではありませんが、ぜひ覚えておいて下さい。

また、よろしくお願いします。