今日はお客さんと打ち合わせを行いました。既にご注文をいただいて1月に施工させていただく案件の再度の詰めになります。

実はこのお墓は通常とは一点だけ異なる部分があります。それは一部分に彫刻が入ること。文字の彫刻じゃなく「花」の彫刻、それも一点物の立体彫刻です。こうした定型的でないものの場合、線画の図面だけでは表現しきれない部分が出てくるので要注意ですね。

何が要注意点かと言えば、お客さんのイメージを形に変えていくという作業が簡単ではないというところです。なぜならばイメージとは個人差があるものだからです。

今回、これについては充分承知して打ち合わせをしたつもりでした。でも結果はイメージの違いや加工性など、色々なギャップを十分に埋めきれず、お客さんはもとより、自身にとっても思うものとは少し違う仕上がりになってしまいました。

心ならずもお客さんを困惑させてしまう形になってしまい、深く反省しています。

お客さんの持つイメージや想いを、いかにうまく汲み取るか。そしてそれを作り手にいかにうまく伝えるか。つまりは、お客さんの感性と作り手の感性をいかにシンクロさせるのか。

こんなところも弊社のような町石屋にとっては大事なところの一つではないかと思います。今回の一件はその大切な部分を再認識させてくれる、そしていくつかのヒントを与えてくれるような出来事になりました。

詰めの打ち合わせは自体は、一度仕上がったものをベースにさらに深めることができたので、今度はイメージに近いものになってくれるのではないかと思います。

お墓づくりはその家にとって数世代に一度の機会。どのお客さんも後々まで後悔することがないよう、町石屋として的確にお手伝いしていきたいと思います。

また、よろしくお願いします。