忘れ物をして現場から戻ると、ちょうど石が入荷してきているところでした。

茨城の真壁石製の洋型墓石です。加工はもちろん日本国内工場で、日本の職人さんの手によるもの。

国産材でも種類によっては中国に輸出され、あちらで加工して再び日本に帰ってくるといったものもあります。これは乱暴に言ってしまえば、加工代を安く抑えることに主眼を置いた方法。複雑な加工では国内での加工代が高くついてしまいがちなことからです。

私は一概に中国での加工がいけないとは言いません。加工する工場によっては一定の水準を超えた製品を生産してくれます。弊社でも外柵には中国材を使用することも多く、この場合中国加工の製品を使っています。

弊社でこだわりたいのは、あくまでも「日本の石は日本国内の加工で」ということ。やっぱりその石を長く扱ってきた地で、石の性質をよく理解している職人さんに作ってほしいからです。

ここのところ、中国加工最大のメリットであった人件費については上昇傾向にあり、しかも為替相場の変動などによりずいぶんと石材の金額が上がってしまいました。中には「え~」って思うくらい上昇してしまった石も。

なので、国内産の石はかなり見直されてきています。特に真壁石や稲田石といった首都圏に近い茨城県で採掘されている石種に関しては、金額的にも外国材と充分に伍していけます。

もっとも複雑な加工が入るとまだまだ中国加工のメリットもあります。だから基本は国産材の国内加工をお勧めしますが、ものによっては国産材の中国加工を提案する可能性もあるかもしれません。ただし、それは状況をしっかりと説明したうえで施主さんが納得してそれを選択する場合のみですね。

石は産地や加工地によって、金額も加工の水準も違ってきます。国産の石材にご興味ある方は、ぜひお問い合わせください。

また、よろしくお願いします。